テレワークにおすすめの場所とメリットは?自宅以外で働くための準備について解説

公開日: 2021/2/19

コロナショックにより、テレワーク・リモートワークが改めて注目されていますね。

新しい生活様式が公表されたこともあり、ウィズコロナ・アフターコロナ時代は、「3密」を避ける働き方として、テレワーク・リモートワーク(離れた場所で仕事をする)の需要が高まっていくことが予想されます。

政府が「働き方改革」の一環としてリモートワークを後押ししていることからも、コロナウイルスの感染拡大が収束したあとも、この流れは加速するという見方が一般的です。

リモートワークをまだ導入できていない企業も、コロナウイルスの影響で急遽導入したものの、まだ運営方法を模索中の企業も、早急にリモートワークの体制を整備することが求められています。

今回はそんなテレワークやリモートワークの準備に必要な知識についてお話しします。

1. テレワーク・リモートワークに適した場所の特徴

毎日外に出ることなく自宅で作業をしていると、リフレッシュできない状況になってしまうので、効率が落ちてしまうことがあります。

週に何度かは自宅以外の場所で作業をするなど、仕事が捗る環境に身を置いてみることも大切です。

テレワークを行う場所を選ぶ際に大切なポイントがありますので、しっかりと確認しておくようにしましょう。

1-1. インターネット環境が整っている

円滑にテレワークを行うために必須なのが、インターネット環境です。

仕事内容に応じて、十分なネット速度があることも大切です。

Wi-Fiがあっても繋がりにくかったり、速度が遅かったりする場合もあるので注意が必要です。

仕事に支障が出ないように、事前にチェックしておくようにしましょう。

1-2. 電源が確保できる

インターネットとともにテレワークを行う上で重要なのが、電源の確保。

コンセント付きの席がどのくらいあるのか、確実に電源を使うことができるかを確認しておくと安心です。

1-3. 騒音が気にならず、集中できる環境である

人が集まる場所では、話し声やちょっとした音が気になってしまうことがあります。

音が入ってくると集中してできないという方や、静かな環境で集中して取り組みたい仕事をする際には場所を選ぶ必要があります。

1-4. 自宅から通いやすい

自宅からアクセスが良い場所を選びこともポイント。

テレワークを行う場所まで通うのがストレスにならないところを選ぶようにしましょう。

1-5. 十分な作業スペースが確保できる

作業スペースが狭すぎると、作業効率を落としてしまう原因になります。

ストレスを感じない程度に十分な作業スペースを確保できるかどうかも場所選びの大切なポイントです。

2. テレワーク・リモートワークにおすすめの場所


2-1. カフェ

テレワークで気軽に利用できる場所として思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

お気に入りのカフェで仕事をしているという方も多いと思います。

〈メリット〉

  • いつでも好きなドリンクや軽食を注文することができる。
  • お気に入りの空間で仕事をすることができる。  

〈デメリット〉

  • 電源を確保できるとは限らない。
  • 時間制限がある場合もある。
  • BGMが大きすぎる場合に、オンライン通話でマイクをオフにしておかないと音がうるさく感じる場合もある。
  • 情報漏洩など、セキュリティーに気を付ける必要がある。

2-2. コワーキングスペース

様々な企業が提供している仕事をする人のためのスペース。

テレワークをしていると人と接する機会が減ってしまって刺激の少ない毎日になってしまいがちです。

ビジネスマンたちが集まるコワーキングスペースで仕事をすることが、モチベーションの維持につながることもあります。  

〈メリット〉

  • 比較的リーズナブルに長い時間利用することができる。
  • 新たな出会いのきっかけが生まれる可能性がある。  

〈デメリット〉

  • 他の人の声や騒音などが気になってしまう場合がある。
  • どこにでもあるわけではなく、住んでいる場所から遠い場合もある

2-3. シェアオフィス

都内を中心に拡大しているシェアオフィス。

仕事の生産性を重視するなら、シェアオフィスが最も望ましい選択肢と言えます。

一つの空間を企業や個人が共有で利用する空間のことです。

〈メリット〉

  • 会議室、電話ブースなど仕事に必要な環境が整っている。
  • 様々な人が仕事をしているので、刺激になり、新たなアイディアや出会いが生まれることもある
  • オンオフの切り替えができる  

〈デメリット〉

  • どこにでもあるわけではなく、住んでいる場所から遠い場合もある。

2-4. ホテル

普段は宿泊のために利用するホテルですが、プライベート空間を確保するためにはおすすめの場所です。

電源やインターネット環境も整っているため、円滑にテレワークを進めることができます。  

〈メリット〉

  • 個室なので、3密を避けることができる。
  • テレワーク応援プランなどを実施しているホテルは長時間滞在が可能。
  • 仕事内容や情報を他の人に見られる心配がない。
  • 落ち着いて静かな環境で作業をすることができる。  

〈デメリット〉

  • ホテルを費用が高くなってしまう。
  • 予約をする必要がある。

3. テレワーク・リモートワークのモチベーションをあげる方法


3-1. コミュニケーションツールの導入

まずおすすめしたいのが、コミュニケーションツールを導入するということです。

上司や同僚と全くコミュニケーションをとらない状態でテレワークを行うと孤独感を覚えやすく、モチベーションが低下する原因にもなります。

ChatworkやSlackなどのコミュニケーションツールを活用することで、テレワーク時でも職場内のチームワークを維持できますし、孤独感も解消されることでしょう。

3-2. 業績の評価制度を見直す

たとえば「朝9時から夕方5時までを勤務時間とする」といったように、勤務時間で評価をするとテレワークでのモチベーションが低下しやすくなると言われています。

モチベーションを維持するためには、業績の評価制度を見直すことも検討しましょう。

何時間働いたかという点ではなく、どれくらいの成果を出せたのかという点を評価の基準にすれば、ダラダラと意味のない作業をして勤務時間を過ごすことを防げるでしょう。

3-3. やることリストや一日のノルマを作る

明確な目標がなければ、つい怠け心が出てしまうこともあるでしょう。

テレワーク時でもモチベーションを維持するために、作業に取り掛かる前に「今日やることリスト」などを作成して、自分にノルマを課してみましょう。

上司からノルマや作業の期日を指定されない場合は、自分でそれらを設定して自己管理を行うことで、仕事へのモチベーションを維持することができるでしょう。

4. テレワーク・リモートワークでおすすめのセキュリティツール


4-1. デジタルデータアイズ

https://digitaldata-eyes.com/

デジタルデータアイズは月額使用料のみで利用できるパソコン監視ツールを提供しています。

インストールされたパソコンのデスクトップ画面を定期的に録画して動画ファイルに機能や、ソフトウェアの稼働ログの確認や従業員のパソコンを管理する機能を持ちます。

価格 … 月額使用料のみ

内容 … PCの画面録画と再生

   … 稼働ログの確認

   … 従業員のPC管理

特長 … Windowsに対応したパソコン管理ツール

   …録画したデータはクラウド上に保存される

   …365日24時間メール対応(電話サポートは9:30~21:00)

4-2. ブラウザ作業監視 for Chrome

ChromebookやパソコンでのChrome ブラウザで作業をする場合に、ブラウザの操作画面を定期的(例:10秒毎)に撮影し、画面・画像を管理者のGoogleドライブ上に保存します。

価格 … 簡単なセットアップならば5万円~

   … 複雑なポータルの場合:25万円~

   … 要見積

内容 … ブラウザ操作画面を、指定時間間隔ごとに、撮影

   … 指定間隔は、管理者が指定可能

   … 撮影画面はシステム管理者のGoogleドライブに保存

   … Chromebookの場合は、管理者がChrome拡張機能を自動インストール可能

   … ActiveDirectoryのセキュリティポリシーでも、管理者がChrome拡張機能を強制&自動インストー ル可能

特長 … 各種サービスを導入するにあたり、コンサルティングや現地教育活動を支援

   … 30,000社以上の導入実績によるノウハウ提供

   … 弊社スペシャリストとのテレビ会議&オンサイトによるスピーディーなサポート体制

5. まとめ

テレワークは企業にとって生産性やコスト削減、育児・介護を抱える社員の離職防止といった短期的な効果がある一方で、多様で優秀な人材を確保できるといった長期的な効果も期待できます。

企業はもちろん社員にとっても魅力的なテレワークですが、導入にはさまざまな手続きやコストがかかります。

まずは、勤怠管理の徹底からはじめると良いでしょう。

また、企業から重要情報や個人情報が流出してしまう事故がたびたび報道されています。

原因は様々ですが、従業員が故意に流出させてしまうケースもあります。

パソコン監視ツールを導入することで、従業員の不正行為を監視し、故意に情報漏洩させてしまう行為を防ぐことが可能です。

業務を効率良く遂行するためには、従業員と企業の信頼関係が不可欠です。

パソコン監視ツールは導入目的を明確にして、従業員の理解を十分に得た上で導入していきましょう。