写真撮影をフリーランスとして仕事にしたい!カメラマンの意外なジャンルと稼ぐために必要なこと!

公開日: 2022/4/22
フリーランスのカメラマンとして活動しているかたは多く、これからカメラマンとして活動したいと考えている方も多いです。

しかし、具体的にどのような活動をするのか、どうやって目指せばいいのか、よくわからない方も多いです。

また、カメラマンと言ってもどのようなジャンルのカメラマンとして活動したいのか、どのジャンルがおすすめなのか決めることが難しいです。

そこで今回は、カメラマンの種類やおすすめのジャンル、カメラマンとして稼ぐ方法について紹介します。

1. カメラマンの種類は多岐にわたる


ひとことにカメラマンと言っても、その種類は多岐にわたります。

そのため、どの種類のカメラマンになりたいのかによっても、目指し方や稼ぎ方が変わります。

まず最初に、カメラマンの種類を4つ紹介します。

1-1. 商業カメラマン

商業カメラマンとは、主に雑誌や広告などの商業向けに必要な写真を撮影しているカメラマンのことです。

そして商業カメラマンの中にも、ファッションやポートレート、建物や乗り物などさまざまなジャンルを扱っている方がおり、各ジャンルごとに専門のカメラマンがいます。

そのため、商業カメラマンと言っても、その範囲は広く、具体的なジャンル分けが難しいです。

また、個人で写真集などを出版している方も、商業カメラマンに含まれることもあります。

1-2. 報道カメラマン

報道カメラマンは、事件や事故が発生した時に、その現場様子を撮影するカメラマンのことです。

そのため、天候が荒れている時や危険な被災地、危険な事件現場などにも出向いて撮影する機会が多く、体力的にも精神的にも大変な仕事になります。

また、新鮮な情報を多くの方に素早く伝える必要があるので、時間帯に関係なく現場に駆けつけることが多いので、多忙なカメラマンでもあります。

1-3. スポーツカメラマン

スポーツカメラマンは、数多くのスポーツ新聞やスポーツ番組に、試合の様子や練習風景などの写真を提供しているカメラマンのことです。

また、スポーツカメラマンは新聞社の社員として活動しているカメラマンと、フリーランスとして委託しているフリーランスカメラマンの2種類に大きく分かれています。

日本だけではなく、オリンピックやW杯、世界大会などの撮影を行うために、世界各国に重たい機材を持って移動することが多いので、忙しく体力面が大切になります。

さらに、スポーツ独特の臨場感や迫力のある撮影をすることが重要なポイントです。

1-4. 芸術系カメラマン

芸術系カメラマンは、現代アートや芸術作品などを専門的に撮影するカメラマンのことです。

芸術作品やアートは撮影の方法や映り方によって、実物の印象と大きく変わってしまうこともあり、その作品の魅力を多くの方に上手く見せることが難しいです。

そのため、写真撮影のスキルに加え、芸術的なセンスや理解が多く求められるジャンルでもあります。

また、芸術系カメラマンの中にも、芸術作品専門の写真集を出版しているカメラマンなども少なくありません。

2. フリーランスカメラマンにおすすめのジャンルとは


フリーランスのカメラマンを目指している場合、どのジャンルのカメラマンがおすすめなのでしょうか。

続いては、フリーランスカメラマンにおすすめのジャンルを3つ紹介します。

2-1. 料理

料理を専門的に撮影するフードカメラマンは、フリーランスカメラマンにおすすめのジャンルの1つです。

料理の撮影といっても、しっかりとその料理の暖かさや冷たさ、どんな味なのかを写真からでも伝わるように撮影する必要があります。

また、最近では、自分の作った料理の写真集をSNSやブログに掲載して、活動したり写真集を販売して活動しているフリーランスカメラマンも多くいます。

2-2. 季節感がある素材

桜や海水浴、紅葉や雪景色などの季節感のある写真を撮影するカメラマンもフリーランスとしておすすめです。

季節感のある素材は、特殊なスキルや海外に行く必要がなく、他のジャンルの写真撮影と比較しても気軽に撮影できます。

もちろん、撮影した写真を提供するためには、季節感や温度感などを上手に表現する撮影する必要がありますが、日本には四季があるので、慣れている方も多いです。

また、季節感のある素材は、毎年需要があるので、自分の撮影した写真を販売しやすいこともポイントになります。

2-3. 洋服や雑貨系

ファッション系の写真撮影や雑貨や部屋の雰囲気を撮影するカメラマンも、フリーランスとしておすすめのジャンルになります。

自分の持っている洋服や雑貨を撮影して販売している方やSNSやブログで紹介してアクセスを集めているカメラマンも多く、他のジャンルに比べて気軽に始められます。

同じ洋服や雑貨でも撮影の方法1つで高級感やオシャレさなどが大きく変化して、他のカメラマンと大きく差をつけることもできるので、差別化しやすいジャンルでもあります。

そのため、ファッションなどのセンスが求められることもありますが、参入はしやすいのでおすすめです。

3. 写真で稼ぐために必要なこととは


カメラマンとして活動するためには、ただ撮影をするだけでは稼ぐことが難しいです。

また、カメラマンとして活動して稼いでいる方は、すでに多くライバルとの競争も激しいです。

続いては、写真撮影で稼ぐために必要なことを2つ紹介します。

3-1. まずは需要が高いジャンルをリサーチ

フリーランスのカメラマンとして稼いでいくためには、まず自分がどのジャンルのカメラマンとして活動するかが大切になります。

カメラマンの中には、複数のジャンルを幅広く扱っている方も多くいますが、そのほとんどが有名なカメラマンや実績の高いカメラマンで初心者のカメラマンにはほとんどいません。

さらに、幅広いジャンルを扱うのはかなり難易度が高いので、まずは需要が高く参入しやすいジャンルをしっかりしサーチしましょう。

また、需要が高く自分が得意なジャンルを選ぶことができれば、差別化がしやすくなります。

3-2. 人気ジャンルに掛け算して、唯一無二の写真を開拓していく

ファッションや料理、風景など人気の高いジャンルは大手のカメラマンや人気のカメラマンなどが独占しており、これから参入を考えている方では太刀打ちできません。

しかし、それらの人気なジャンルを掛け算して自分のオリジナルジャンルとして参入すれば、唯一無二の写真撮影ができます。

さらに、参入者も少なくライバルが少ないことも多いので、そのジャンルにおいて先行者優位を勝ち取りやすくもなります。

そのため、人気のジャンルを掛け算して、唯一無二の写真を開拓することもフリーランスのカメラマンとして稼ぐためには大切な考え方です。

4. まとめ


フリーランスカメラマンは、キレイな写真を撮影できるだけではなく、自分の得意なジャンルや個性を見つけて、戦略的に稼いでいます。

そのため、これからカメラマンとして活動したいと考えている方は、写真撮影のスキルだけではなく、ジャンル選定や自分にしか出せない個性などを探して、戦略立ててみるようにしましょう。

また、写真のジャンル選びに悩んでいる方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。