プログラミング副業って何するの?どれくらい稼げる?始め方からお勧めのサービス

公開日: 2024/4/26

働き方改革の影響もあり副業をされる方が増える中、プログラミングスキルを有するIT人材の需要が高くなってきています。

会社勤めをしている現役プログラマーの中には「副業をしてみたい!」と興味を持っている方も多いのではないでしょうか?


今回はプログラミング副業の始め方について、どんな仕事があるのか?金額は?案件を探すおすすめサービスについて詳しく解説します。

プログラミングで副業や独立を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

1. プログラマーおすすめの副業


一口にプログラミングといっても職種によって業務単価は様々です。

まずは自分のプログラミングスキルにあった副業を探してみましょう。

プログラミングにはどのような副業があるのか1つずつ説明していきます。

1-1. Webサイト制作・Web開発

Webサイト制作はクライアントから依頼を受け、ホームページやサイトなどを新たに作成したり、今ある既存サイトのリニューアルなどを手掛けます。

案件によって金額は様々ですが、サイトのトップページのデザインなどは10,000円〜のものが多いようです。

またWeb開発になると、Webサイトのバックエンド部分の開発を担当するため、高度な専門技術が必要となりWebサイト作成より難易度が高い分、報酬も高い傾向にあります。

1-2. アプリ開発

スマートフォンやタブレットなどの端末向けのアプリケーション開発に携わる仕事です。

企業から受託する場合は作業報酬が5〜10万円以上と、単価が高い案件が多い傾向にあります。

納期がしっかり定められていることが多いため、実務経験が豊富な方や作業時間を確保できる方に適しています。


また自前でスマホアプリを開発して収入を得る方法もあり、この場合は広告とアプリの有料化による収入源が見込めます。

企画から開発、運用まで1人で行わなければなりませんが、のちのち高収入を得られる可能性もあるでしょう。

1-3. システム開発

業務システムやWebアプリケーション、SaaSなどの新規開発や機能の追加、運用改善を行います。

副業案件としては小規模サイトのプログラミング回収やモックアップなど、プロジェクトの一部の業務を請け負う形が多いのですが、中には要件定義や設計などの上流工程を担当する案件もあります。


相場は時給換算で3,000〜4,000円となり、難易度が高い案件は高単価になる傾向があります。

1-4. プログラミング講師

プログラミングスクールやセミナーなどでプログラミングの技術やスキルを教える仕事です。

実務経験がなくても採用されやすく、時給は2,500〜3,000円が相場になっています。

人と話すことが好きな方や、説明が得意な方に向いている副業と言えるでしょう。

1-5. Webライター

プログラミングの知識や学び方などのノウハウを執筆します。

最近ではプログラマー向けのWebメディアも増加しており、ITの専門知識がある人材への需要が高まっています。


報酬は文字単価で支払われ、IT記事の文字単価は1.5円以上と高く設定されている案件がほとんどです。

2. プログラミング副業の始め方


プログラミングで副業を始めたいと考えていても、どのようにして案件を見つけたらよいのかわからないという人もいるのではないでしょうか。

ここからはプログラミング副業の始め方について、いくつかの方法をご紹介します。

2-1. 知人の紹介・知り合いの会社への営業

知人や友人に頼んだり、自分と交流のある会社に営業を行うことで案件を紹介してもらう方法です。

自分が持つ技術や知識を知っている人であれば、気軽に条件などを相談することもできるため、自分にあった案件を獲得できる可能性があります。

またその紹介をきっかけに人脈を増やしていくことで、更なる案件獲得に繋がることが期待できます。

2-2. クラウドソーシングサービスを利用する

クラウドワークスやランサーズ、ココナラなどのクラウドソーシングに登録し活用する方法もあります。

プログラマーの副業案件が多く、営業しなくても自分で仕事を選ぶことができるでしょう。


ただし利用者が多い分、案件獲得の競争率が高く、内容も初心者レベルのものが多いため報酬単価も安価な傾向があります。

プログラミング未経験者の方にはおすすめです。

2-3. 副業エージェント・フリーランスエージェントを利用する

副業エージェントとは、副業人材を探している企業と副業をしたい人をつなげるサービスです。

クラウドソーシングサービスとは異なり、企業と働き手の間にエージェントスタッフが入るため、仕事内容やスキル、経験などから企業と人材をマッチングさせます。


また、フリーランスエージェントはフリーランス向けのフルタイムで作業する案件が多いため、副業から独立を視野に入れている方にはおすすめです。

どちらもプログラマー中・上級者向けの案件が中心となっており実務経験が問われますが、その分単価が高いことが特徴です。

3. プログラミング副業おすすめサービス


プログラマーの経験があっても副業をするのは初めてという方は、副業エージェントなどのサービスを利用してみてはいかがでしょうか。

ここからはプログラミング案件を獲得するための、おすすめサービスをご紹介します。

3-1. ITプロパートナーズ

株式会社Halimariが運営している企業とIT系フリーランスをマッチングさせるエージェントです。

週2日稼働の案件も取り扱っているため、副業エージェントとしても利用できます。

未経験者向けの案件は少なく、ほとんどが経験者向けのものになっているため、実務経験3年以上の方におすすめです。


利用企業が2,000社以上と多く、幅広い業務の経験が積めるでしょう。

また確定申告や税金関係の福利厚生を利用できることもポイントです。

3-2. Workship(ワークシップ)

副業、フリーランス人材向けのエージェントサービスです。

週1〜3日稼働の案件を多く取り扱っており、エージェントサービスに加え、クラウドソーシングのような機能もあることが特徴です。


エンジニア向けの案件以外にも、デザイナーやマーケターなど様々な職種の案件を取り扱っています。

3-3. シューマツワーカー

副業人材向けのエージェントです。

週末だけで対応できるような週10時間〜の案件が中心となっています。クライアントとの交渉や税理士のサポート、セミナー参加といったサービスもあり、初めて副業をする方にはおすすめです。

ただし案件数はそれほど多くないため、安定して仕事を獲得するためには他サービスと並行して活用すると良いでしょう。

3-4. レバテックフリーランス

フリーランスのITエンジニア案件に特化した募集サイトです。

週3日以下の仕事が多く、大手企業の高単価案件や非公開案件の取り扱いも豊富なことが特徴です。

利用者の満足度90%以上と評価も高く、副業やフリーランスで稼ぐにはおすすめのサイトと言えるでしょう。

4. 副業をする前に確認しておくこと


副業をスタートする前に、あらかじめ確認しておくことがあります。

特に会社に勤務している方は、会社のルールや報告事項など前もって対応が必要な場合もあり、後々、会社とトラブルにならないためにも必ずチェックしておきましょう。

4-1. 勤務先の就業規則

まずは自分の勤める会社が副業禁止かどうかを確認しましょう。

副業自体が法律で禁止されているわけではないのですが、会社の規則に反する場合は今後のキャリアアップや人事考課にも影響する可能性があります。

また副業OKであっても企業側へ連絡なしで自由にできる場合と、副業する前に報告が必要な企業もありますので、十分に気を付けてください。

4-2. 確定申告について

副収入が20万円以上になると自分で確定申告を行い、所得の申告と納める税を確定しなければなりません。

企業に雇用されていると企業側が年末調整を行ってくれるのですが、副業による収入に関しては自分で確定申告を行う必要があります。

また、収入によっては、来年の所得税や住民税など金額が上がる可能性もあるため考慮しながら働くと良いでしょう。

4-3. 本業をおろそかにしない

副業で収入を増やしたいと思うあまり、自分の許容範囲以上の案件を取りすぎてしまうのは危険です。

本業に支障が出てしまうほどスケジュールを詰め込むのはやめましょう。

いくら収入が増えても、睡眠不足や体調不良などで本業に集中できず、ミスが増えてしまっては本末転倒です。


副業スタート時はムリに案件を詰め込まず、自分のペースでこなせる作業数から始めることをおすすめします。

5. まとめ

現役プログラマーのプログラミング副業の始め方についてお伝えしました。

副業に興味のある方は副業サービスを上手に活用し、収入アップ・スキルアップを目指してみてはいかがでしょうか。